Dear Mr.Children
Mr.Childrenの歌には、不思議な魅力がある。魅力というか、ほぼ魔力だと思う(笑)。
J-Popを代表するバンドにこのような表現を使うのは不遜かもしれないが、決して何かが特別に凄いバンドではない。革命的なサウンドを誇る訳ではない。
なんとなく気怠く、煮え切らないメロディーに乗せられたのは、これまた優柔不断ぎみな歌詞の数々。
そういうバンドなんだけども、妙に腑に落ちる安心感がある。
こういう生き方をしたいなあ。
嫌味なく、かっこつけたところもなく、いや、少しかっこつけてみようとしたけど上手くいかず、やっぱり等身大の自分に戻って、意識は高く希望を持たなければと自分に言い聞かせてはみるものの、実は本当に大切なものって身の回りの日常に転がっていることを見つける、そんな感じの生き方。